ひたすら土方が”バラガキ”である1冊
読みやすかったので2日で読破してしまいました。
筋道の同じもので、いかに読者を惹きつけるか、時代小説の難しいところです。
今回は先が気になるというより、バラガキなトシが読んでいて楽しいんですね。
さて、この時代の流れとしては、池田屋事変までになっております。
土方が”バラガキ”でなくなった=池田屋事変という区切りになるみたいですね。
確かに、池田屋事変は新撰組の中において大きな転換期でありました。
この事変によって、新撰組は天下にその名を轟かせ、名声と金を得た。
しかし、それだけではありません。
この池田屋事変のあった年の5月、
近藤は市中見廻りを続ける毎日が永劫に続くのであれば、隊を解散することもやぶさかではないと幕府に提出しています。
池田屋事変が起こらなければ、もしかすると新撰組は解散・・・・という結末を迎えていたのかもしれない。
池田屋事変は、天下にその名を知らしめただけでなく、新撰組そのものの存続をも変えた事件でもあったのです。
それにしても、作中皆様恐ろしく血気盛んで、人が死ぬのなんて屁でもない御様子。
沖田なんていっちゃってますよ。
これを男らしいととるか、行き過ぎているととるか・・・・・・

36円〜
600円