気弱で極度の恥ずかしがり屋の浪人、秋津政之助。
腕は立つがその性格故、用心棒稼業をしようにもすぐクビにされてしまう日々を送っていた。
そんなある日、弥一と名乗る怪しい男が現れたことにより、政之助の生活は一変する。
彼が足踏み入れたるは裏稼業”五葉”だったのだ――――
最初読んだ時は京極夏彦の「巷説百物語」を連想しましたが、すぐオノ・ナツメワールドに引き込まれてしまいました。
この作者の漫画は”シンプル”なんです。
特徴を捉えたキャラクター描写。そして、トーンを控えてること。
いらないものは削ぎ落としたキャラクター像は見ていて飽きない。
なにより線とベタですべてやってくれ!!というくらいシンプルな描写が好きなもんで。
かなり片寄った嗜好でごめんなさい(笑)
さて、
『さらい屋』の魅力は上にあげたように独特なイラスト。
そしてなんといっても
弥一という怪しい男の存在に尽きるでしょう。
粋な中に誰にも触れられない過去を秘めている弥一。
過去に何があったのか、弥一にとって五葉とは・・・・・気になるところです。
その謎は巻を追うごとに明らかになっていっているのですが、同時に弥一の人間的な弱さがちらりちらりと垣間見れるようになってきました。
完璧な男性よりも、ちょっとした弱さを見てしまうとドキッとしませんか?女心をくすぐるなぁ。若干女性向けかと思いますが、男性の方で読まれた方がいらっしゃれば感想を聞いてみたいですw








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