当初あまり大鳥さんを好きになれなかった私。
もうどうして毛嫌いしていたかは確かではないけれど、箱館戦争時、
大鳥圭介=常敗将軍 陸軍奉行(上司)
土方歳三=常勝将軍 陸軍奉行並(部下)という対極の構図のため敵対しやすかったから、小説内においても「あいつは気にくわねぇ」という土方から嫌われるというポジションを獲得したんじゃないかな。
当然、土方さん大好きな私もそれにより、
大鳥さん=なんか負け続きの鶏っぽい人(あと妙に太っている。←写真の影響?)なイメージでした。
変わり始めたのは、「
新撰組!!〜土方歳三最期の一日」ぐらいから。
吹越満さん演じる大鳥圭介は、本当にマッチしてて山本耕史さん演じる土方歳三との漫才のようなやり取りはとても面白かったw
それ以前から、大河ドラマの影響で幕末への熱風が巻き起こり、次第に大鳥さんへの悪いイメージが払拭されていきました。
(ちなみに私、これのDVDもってます。当時かなりはまっていたこの大河ドラマは、欠かさず見ました。新撰組!のDVD-BOXも発売と同時に買うという熱狂振り(笑))
史実の中でこの二人がどうだったのか。
自分の拙い知識の中には、南柯紀行でちらほらと「土方歳三」の言葉が出てきたというくらいで、二人がどのような会話をしたとか、相手をどう思っていたのかについて記された文献は知りません。
あるのなら是が非でも読んでみたい!でも私の周りではまだないので、少し分析してみることにしましょう。
勤め始めてまず思ったこと。
それはかなりの時間を職場仲間と接しているのに、プライベートが見えないことでした。
最初の頃はそれが寂しいと感じたりもしましたが、もともと一人を好む人間なので、もう慣れてしまって、ある程度までは話すけれど、それ以上は入り込まれないようにしています。
プライベートという壁を追い越されてしまうと、仕事に支障があるかもしれませんしね。
この二人には、その”
会社でのお付き合い”が当て嵌まるんじゃないでしょうか。
まず土方さんの場合。既に盟友近藤勇と別れ、自分のプライベートな空間を見せられる相手は非常に少ないと思います。
しかも、死に急いでいる(と私は思ってます)。
そんな人が、新しく入った人達と何か楽しむという雰囲気にはならないだろう、と。
部下には”母が赤子を慕うが如し”慕われていますが、それが上司や幹部にまではいってないんです。勿論部下に対しても、私的な壁を乗り越えさせることはまず有り得ません。それはたぶんどの時代でもだいたい同じハズ。
彼が新しく仲間(という表現も少し微妙ですね)に心を開いたとは思えません。
続く。


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