吉田松陰入門書として読めればいいかなと思い、買った一冊。
珍しく買った訳は、「お隣の県なんだから、知っておいたほうがいい。それに興味もって好きになったら近いので行き易い」なんていう大変不純な動機(笑)
しかし、結論から言えば、個人的にあまり興味を引かなかったようです;
まだ堅苦しいものは馴染めないのかもしれません…残念!
けれど、一つだけ心打たれた箇所がありました。
以下本文より抜粋。
「道を学び己を成すには、古今の跡、天下の事、陋室(ろうしつ)黄巻にて固より足れり。豈(あ)に他に求むることあらんや。顧(おも)うに、人の病は思わざるのみ。則ち四方に周遊すとも何の取る所ぞと。曰く、心はもと活きたり、活きたるものには必ず機あり、機なるものは觸に従いて発し、感に遇いて動く。
発動の機は周遊の益なり」
つまり、”
一般的な事跡を知るぐらいは万巻の書をひもとけば十分理解でき、それ以上のことは必要ないであろう。しかし、自分は考えるに、人の欠点は読書するのみで博学な知識をもてあそんでいるばかり。あえて思考を広げることをしないところにある。あちこちを旅して何かを得る。心は常にころころと動き活き、活きているものは必ず機、つまり発動のはずみである。機はいろいろなものによって発し、感動してまた動く。発動させるには、まず旅をして初めて真の利益が得られる”ということ。
『有限実行』という言葉どおりの人生を送った吉田松陰。
本を読むだけ、知識を得るだけではまったくの意味がなく、旅――つまりは行動こそが本当の利益であると言う松陰の言葉は、ぐさりと突き刺さりました。
大きなことではなく、
今日は○○をしようと思ったにやらなかった
なんていう些細な目標をこなせてない自分がいたからで。
この言葉を見るたび、自分の怠慢さを恥じると共に、「やることはやらなきゃ」と奮起します。
と、いうことで、今日は早めにパソコン切って、銀行からもらった教材で勉強しよう!


【目次】
第1部 松陰、世界に挑む
「燕都流言録」に見る松陰の飛耳長目
新事実!松陰はペリーの遠征記を読んでいた
いかにして危機を打開するか
第2部 実学の人は、いかにして生まれたか
松陰を鍛え上げた兵学者
長州藩の藩風
藩校明倫館
実家・杉家の家風
東北遊歴の旅
九州への旅
第3部 受け継がれる大和魂
実学を訴えた獄中日記
獄中での読書と講義
松下村塾

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